作業シーン詳細

タイヤ入れ(まいぴっとの場合)

最初に入れるタイヤのビート部分にビートクリームなる物を裏表に塗ります。
これはすべりを良くする目的ですので塗ったほうが作業がしやすいです。 ↓
ホイル側の段付きのところにも塗っておくと、ビートが上がりやすいです。
クリームを塗ったらテーブルに載せます。 ↓
タイヤを載せたら、アームを倒します。↓
アームを倒す前にホイールが外したときと同じサイズであればレバーの位置を
変える必要はありません。
ホイールが変わったらレバー位置の変更が必要です。
調整方法は前回書きましたので省きます。
タイヤを上から奥側に向かって斜めに押しながら(ホイールに押し付けるように)テーブルを回せば、下のビートは比較的簡単に入ります。
次は上側のビートを入れます。アームレバー左側のへら上になった部分にビートを載せます。 ↓
レバー右側のこぶの下にビートがくるようにします。 ↓ このとき、ビートが上がりやすいので上がってこないようにタイヤレバーで下側に抑えます。
このレバーのこぶの下にビートが来るようにレバーを下げます。 ↓入りにくいタイヤ(扁平タイヤなど)を入れるときは90度以上の間隔で2箇所をレバーで下げると入れやすいでしょう。
レバーを下げタイヤを下に押しながらテーブルを回せば入ります。
ビートが入ったら、アームを上げてつめを解除してタイヤを起こしたアームに立てかけビート上げの作業をします。↓
エアーホースをつなぎます。
エアーペダルを踏んでタイヤにエアーを入れてビートを上げます。 ↓このとき、片手はエアーのチャックを持ち、もう片方の手はタイヤのトレッドの上に置くことを心がけよう。 ※ビートとホイールの間に指などを挟んでしまうと大怪我をします。ビートが上がるときに、大きな音がしますので耳に気をつけてください。
ビートが上がりました。 ↓
バルブをいれてから、エアー圧を調整して出来上がりです。 ↓ 写真はスナップオンのバルブ用トルクドライバーです。ちょっと閉めすぎになるようです。気をつけて使ってください。
以上でタイヤがホイールに入りました。今回はRVのタイヤでしたので比較的簡単に入りました。
扁平率が”45”、”40”、”35”、 と、難しくなります。マイピットネットワークのチェンジャーはサポートが付いていますので比較的入れやすいと思いますが、初めての方は苦労します。
この作業はあくまで、”まいぴっと”での一例です。ベテランになるといろいろなやり方を知っておられる方がいると思います。作業する前に、コツなどを聞いておくとベターです。